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緊急入院。

日記
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あのね、聞いて。
2024年2月27日(火)の話なんだけど。

夜中に2度、トイレに行った。
これでまた体重が減ったな。
体重管理がうまくいっている。
そう思った。

しばらくして、寒くて目が覚めた。
だるさもあった。
悪寒がする。
ヒーターをつけた。
しかし、悪寒はおさまらない。

しっくん
しっくん

寝て起きたらなんとかなってるだろう…

そう思って、無理やり寝た。

朝になった。
この日は仕事だった。
だけど、無理かもしれないと思いはじめる。

少し頭をよぎったことがあった。
夜中に行ったトイレの便の量が多かった気がした。
あの量の便がお腹にある状態でドライまで引いたとすれば、水分を引きすぎているのではないか。
体重を量って確かめたかったけど、起き上がれない。
脱水症状をスマホで調べる。
悪寒やだるさ、頭痛やめまいや発熱。
これかもしれないと思いながらも、確かめることができない。
立ち上がれないので、体重計のところまで行けないのだ。

とりあえず、そこにあったジュースを飲んだ。
けど、もしも脱水なら水分だけではダメだろう。
電解質も足りてないはず。
こんなときのために経口補水液をストックしておけばよかった。

水分を摂取して少し寝て。
少しだけ楽になったような気がした。
水も飲んだ。
けど、起き上がることができない。
仕事だという親に体調のことを伝えた。
脱水かもしれないという可能性も伝えた。
便の件も含めて、もしかしたら除水が多かったのかもしれないと。

経口補水液を買ってきてくれた。
そして病院に行こう病院に行こうと言われた。
しかし自分の中ではもう少し様子を見たかった。
病院に行けば入院の可能性もある。
そのためには翌日の入院透析の準備もしておきたい。
透析にどんな物がいるのか、家族は知らないし。
薬の準備もしないといけない。
なるべく準備をする余力が必要だった。
そのためには自分でできる対処法で、症状を軽くしたかった。

熱は40℃をこえていた。
そこから数時間後に測定をして、それでも熱が下がっていない場合は病院に連絡すると母と話して決めた。
そしてバナナを食べた。
あまりないとは思うけど、糖質とカリウムを摂取するためには最適だと思った。
電解質が不足していた場合はこれと経口補水液でなんとか補給できるのではないか、と。
水分とナトリウムとカリウムと糖質。
これで少しでも楽になってくれれば。
そう思ってまた眠った。

次に起こされた時。
もう、病院に電話してあった。
気持ちはわかる。
安心したいのもわかる。
でも、僕には僕のプランもある。
熱を測定してその時の状態を見て判断するって決めたじゃないか…。

けどもう、透析病院に連絡をされたら行くしかない。
めまいと吐き気の中、最低限の準備をした。
最悪そのまま入院だと思った。
だけどたぶん、悪いところはなにも見つからないだろう。
やるとしたら脱水とエネルギー切れを緩和する点滴だと思う。

発熱外来はすごく待たされた。
車の中で。
しんどいので寝ているしかなかった。
エネルギー切れのめまいは座っていてもおさまらないので本当にきつかった。
めまいからの吐き気がくる。
吐いたらきついから吐きたくない気持ち。
たまらん。
なんとか吐かなかった。

検査は車の中で。
コロナでもインフルでもなかった。
そうでしょうね、感染するような場所行ってないもん。
日曜日に福岡で感染したとしたら潜伏期間短すぎると思うし。
感染の確率は0ではないけれど、普段の生活からして感染している可能性は低いはず。

そこからまたしばらく待って。
歩いて病院に行くように言われた。
無理だと思った。
私が支えるから!
母が言った。
無理だと思った。

そして、無理だった。
めまいで倒れた。
たまにあるのよね。
立てないくらいのめまい。
そんな時はもう、倒れる方が楽なのよ。
座ってもしんどいから、横になる方が楽なの。
そこが地面でもね。

でも、説明する暇なんてないよね。
まじで立った高さからぶっ倒れるより、徐々に低くなって安全に倒れた方が楽なのよ。
ひざをついたり手をついたりできるうちにね。
だけど支えられるでしょ。
そのまま倒してくれって感じでも、周りは支えて。
そして支えられずに一緒に倒れる。

でも、こっちも安全に倒れるだけの余力しかないわけ。
説明する余裕はない。

それを見た病院の人と叫んだ母。
車椅子を持ってきてくれた。
すぐに座らせようとされる。
横になった方が楽なのに。
ひどいめまいは座ったぐらいじゃどうにもならんのよ。

それから車椅子でウロウロ。
ストレッチャー持ってきますからねって言われて、待てど暮らせどストレッチャーはやってこなかった。
座ってもめまいで苦しい人の気持ちがわかる人なんて、医療関係者にもほとんどいないだろうね。
きついって言っても少しがまんしてって言われて座ったままレントゲン。
本当は立った方が撮りやすいとか言われてももう吐き気しかせん。
レントゲン室でも吐きそうになった。
またストレッチャー持ってきますねって言われて、担当が変わったらしく。
とうとう退院するまでストレッチャーはこなかった。

採血も車椅子。
診察でやっと診察台に寝せてもらえた。
そこでなんとかめまい回復。
だから最初から横になりたかったんだよ。
そこがアスファルトの上でも冷たいコンクリートの上でも病院の床でも。
無理やり起こされているのが一番きついんだ。

自分の意思とは無関係な「誰かが決めた安心」というものは残酷だと思う。
本人が望むとおりにしてくれた方が楽なのに。
どうして言っても人は聞いてくれないんだろうね。
自分が思う理想の形なんて、他人にはどうでもいいんだよ。
僕が楽なのかどうかは、僕が感じることなんだ。

もう少し待って。
少し横にしておいて。
それは確かに他人から見たらどうにも心配なことかもしれない。
だけど、自分ではそれで少し楽になるとわかっていること。
自分にとっての正解はそれなのに、誰も聞きやしないのはしんどいこと。

結局、レントゲンでもCTでも血液検査でも異常は見つからず。
炎症反応も少し高いくらい。
原因不明の熱。
よくも悪くも原因がわからない。
この状態で炎症もないのに抗生剤を使うと副作用だけが起こる可能性があるし、抗生剤を緊急で使うような症状もない。

結局は用心のために入院をすることに。
その方がみんな納得するからね。
みんな安心するから。

診察と検査待ちで横になってたので少し調子は戻った。
ものすごく顔色が悪かったらしい。
そりゃそうだよ、僕の本当にきつい時のめまいは座ったぐらいじゃなおらない。
だから座って頭を下げると、それも正される。
こっちはそれが楽になるとわかってやっているのに。
自分でわかっているからやっているのに。

とにかく頭を低くして。
頭に血を回すしかないんだ。

病院の天井を眺めて。
少ししゃべれるようになって。
少しだけ看護師さんと会話をした。

それくらいになれば座っても大丈夫だった。
一度頭に血がいけば。
病室まで、車椅子で移動した。

病室は大部屋を希望したけど個室だった。
1日3,000円ちょっとの部屋。
部屋にトイレがついてるタイプ。

専用のエアコン。

ひとりだけの空間。

自分だけの窓。

テレビは見らんけど。

夕食は、たまごがゆだった。
レトルトだった。
普通食を希望したけど、初日はこれだったらしい。

そして点滴がはじまった。
左はシャントがあるから右。
採血も点滴も、将来のシャントのことを考えて腕には刺さない。
左のシャントがつぶれたら右手になるから。
採血も右手の後は足からだ。
左手は駆血すらしないし血圧計も巻かれることはない。
シャントは命の次に大事らしい。

先生が来てくれて。
やはり検査は異常なしらしい。
これから炎症反応が出るかもしれないので明日も採血。
透析時の採血なので採血はしやすいだろうなって思った。
この日はカロナールを飲んで寝た。
すぐ寝た。

聞いてくれてありがとう。

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