あのね、聞いて。
思い出話なんだけど。
4限目が終わると、5限目がない人はサークル活動だった。
5限目が終わる18時以降が本格的な練習。
4限目終わりからの練習はそんなに厳しい練習ではなかった。
集まって学歌や応援歌、部訓の再確認や演舞を教えてもらう。
復習という感じの時間。
とある男がやってきた。
彼も入部届を書いていたが、入部するかどうか悩んでいたらしい。
しかし、男を磨くつもりで入部を決意したらしい。
しかし彼の存在は忘れられていた。
つまり彼は逃げようと思えば逃げられたのだ。
なのにこの練習場にやってくるとは。
飛んで火に入る夏の虫とはこのことだ。
地獄の一丁目にようこそ。
ちなみに同期のほとんどは工学部だった。
センター分けのやつ、そいつとそっくりなやつ、なんかでかくて黒いやつ、ちいさくて黒いやつは工学部だった。
遅れてきた手足が短いやつ、まっちゃん、僕は経済学部。
ひとりは謎のやつ。
それで同期がそろったのだった。
聞いてくれてありがとう。
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