前回は寛先生の突然の死。
衝撃でした。
時代柄しょうがないとも思うけど。
たくさんの人が亡くなっていく。
いい人から亡くなっていく。
これは時代が変わってもそうかもしれない。
なぜだろう。
作品情報
概要
ドラマ名:連続テレビ小説 あんぱん
放送局:NHK総合
放送開始:2025年3月31日 –
放送日:月曜 – 金曜 8:00 – 8:15
主題歌:賜物/RADWIMPS
キャスト
今田美桜 北村匠海 加瀬亮 江口のりこ 河合優実 原菜乃華 細田佳央太
高橋文哉 中沢元紀 大森元貴 / 二宮和也 戸田菜穂 浅田美代子 吉田鋼太郎 /
竹野内豊 妻夫木聡 阿部サダヲ 松嶋菜々子 ほか
あらすじ
朝田家ではのぶ(今田美桜)の祝言の話が進み、釜次(吉田鋼太郎)たちは胸を弾ませる。同じころ、嵩(北村匠海)は卒業制作を仕上げたらのぶに自分の気持ちを伝えようと、作業に没頭していた。そんなとき、「チチキトク」の報せが届き、嵩は徹夜で絵を描き上げて、御免与町の寛(竹野内豊)のもとへと急ぐ。のぶは落ち込む嵩にそっとあんぱんを差し出し、寛への後悔を口にする嵩に寄り添う。そんなのぶに結局思いを告げられないまま、嵩は東京へ戻ることに。帰り際、嵩が朝田家の前を通りかかると、そこに次郎(中島歩)がやってきて…。
公式サイトより引用
感想・考察
夫に先立たれた妻同士の献杯。
泣けた。
寛先生の言葉や生き方は、本当によかった。
かっこよかったし、あたたかかった。
なんのために生まれて、なにをして生きるか。
絶望の隣は希望。
絶望の隣は希望とは、寛先生の言葉だったんだね。
嵩は、また間に合わなかった。
だけど、それは嵩なりの誠実さで。
嵩なりの優しさで。
嵩のペース。
いつもそうだけど。
ぽつりぽつりと心を吐き出す嵩。
「もう会えない」ということには「ごめんなさい」しかないよね。
でももう、本人には届かない。
この気持ち、後悔はどうすればいいのだろう。
寛先生はきっとよろこんでいると思う。
豪は立派に死んで本望だ。
そうやって、残された人間は思い込むしかないのだ。
それが、残された人間の心を救う唯一の方法だから。
のぶと嵩は、こうやって穏やかに素直に話せたらよかったのにね。
ここでも嵩は間に合わなかったんだけど。
それでも、アンパンマンマーチに合わせるようなリズムで。
嵩は嵩として生きていくんだ。
応援したい。
幸せポイント
- 心に残る寛先生の言葉
- なんのために生まれてなんのために生きるのか
- 絶望の隣は希望
悲しいポイント
- 大切な人の死に際し、まわりには後悔が残る
- 嵩にとっての希望とはなんだろうか
まとめ
最愛の人に先立たれた女たちの時間。
とてもジーンとしました。
本当はもっと同じ時を過ごしたかっただろう。
そして、のぶと嵩もひさしぶりにおだやかな時間を過ごせた。
だけど「一番古い友達」という言葉は嵩にとっては違うものだったと思う。
ひさしぶりにちゃんと話せたんだけど、のぶは別の男の人と結婚するんだよな。
それをこれから知る嵩のことを考えると、心配になる。
明日が気になりますね。
よかったらみなさんの感想も教えてください。