前回、ついに嵩にも赤紙が。
先生と母との時間。
母はまた、優しい言葉をかけてくれず。
ちょっと悲しい気持ちになった。
嵩を思えば。
のぶの戦争に対する想いにも、少し変化が出てきたかも。
これからどう変わっていくのか。
という気持ちで、今日の放送。
よかったらみなさんの感想も教えてください。
※ネタバレを含みます
作品情報
概要
ドラマ名:連続テレビ小説 あんぱん
放送局:NHK総合
放送開始:2025年3月31日 –
放送日:月曜 – 金曜 8:00 – 8:15
主題歌:賜物/RADWIMPS
キャスト
今田美桜 北村匠海 加瀬亮 江口のりこ 河合優実 原菜乃華 細田佳央太
高橋文哉 中沢元紀 大森元貴 / 二宮和也 戸田菜穂 浅田美代子 吉田鋼太郎 /
竹野内豊 妻夫木聡 阿部サダヲ 松嶋菜々子 ほか
あらすじ
草吉(阿部サダヲ)が朝田家を去っていった。のぶ(今田美桜)は、釜次(吉田鋼太郎)から草吉の辛い戦争の記憶を聞いて言葉を失う。その後、戦争はさらに激化し、小麦粉が配給になったことで朝田パンは閉めざるを得なくなる。そんな中、次郎(中島歩)が航海から戻ってくる。しかし、楽しい時間も束の間、次郎はカメラをのぶに預けてまた旅立ってしまう。一方、嵩(北村匠海)は東京の製薬会社に勤めて一年が過ぎようとしていた。
公式サイトより引用
感想・考察
赤紙のなにがおめでたいんだろうね。
そんな言葉よりも、友達、幼馴染みとしての言葉がほしかったよね。
みんなして、お国のために。
お国のために。
嵩の気持ちなんて踏みにじるような。
テンプレートの言葉ばかり。
親しき人に「お国のために立派に死んでこい」
なんて僕には言えそうにない。
一見綺麗で美しくて、実は冷たくて悲しい言葉。
そんな気がする。
気合いが入っていないとか。
立派にとか言うなら、あなたが行けばいいのに。
あなたが立派なところを見せなさいよ。
「お前が死にに行けよ!」
と、言いたくなる。
戦争にも行かない人が、行く人に対してえらそうに。
おばさんとお母さんだけが血の通った言葉をかけてくれた。
そう思った。
お母さんの言葉、泣けた。
必ず生きて帰ってこい。
名誉の死よりも、みっともなくとも生きて帰れ。
嵩、必ず生きて帰ってこい。
この時代の「正しさ」「正義」「あるべき姿」。
それが正解なんだろうけれども。
お母さん、のぶ、おばさんの血の通った言葉に。
僕は涙が止まらなかった。
そして。
嵩の厳しい生活が始まった。
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あんぱんの原作、やなせたかしさんの一生はこちら。
